2009年 10月 28日
フランス旅行記 2日目(9月24日)~後半~ |
間が空き過ぎて、一体何の話やら分からなくなりそうですが・・・すみません。
9月24日の夕方からの様子です。
ストラスブールの大聖堂を出て、付近を散策していると、ちょっとした広場に出ました。
周りをぐるっとレストランやカフェが取り囲んでいます。レストランは、まだ夕方の
営業前の時間なので、誰もいませんが、カフェのテラスでは何組かのお客さんが
休憩しています。私たちも、お茶を飲むことにしました。
シェフはオレンジジュース、私は、ミント水。さて、このミント水ですが、当店にもある
モナンシロップをお水で割ったもの。日本では、シロップとお水・・・では、人気が
ないだろうと思い、ソーダ割りにしています(以前スタッフと試飲してみたところ、
「リステリンを飲んでるみたい」と言われた)。このシロップのソーダ割りを、フランスでは
ディアボロといいますが、当店では、ディアボロでは分かりにくいと思い、「フルーツソーダ」
という名前にしています。・・・それにしても、フランスでは、ソフトドリンクの類は、コーヒー、
紅茶(温かいもの)、フルーツジュース、コーラ、あとはこのシロップ位しか選択肢が
ありません。歩き疲れて、喉も渇いている時、無糖のアイスティーとかウーロン茶、などが
無いのは、お茶好きの私にはなかなか辛いものがありました。フルーツジュースはあまり
得意でないので(生のフルーツは大好きですが)、大抵このシロップを頼んでいました。
しかも、どこでも置いてあるのは、ミントとピーチ位で、あとはお店によって変わります。
ミント味の水が人気だとは、日本とはほんとうに好みが違うんだなあ・・・と思いました。
尤も私はミント大好きなので、毎回、必ずあるので安心な、ミントを頼んでいました。
このミント水は、カタカナだったら「マント・ア・ロー」と書きますが、頼む時には、
「マンタロー(万太郎)」と、ハッキリ言えば通じます。初めて言った時は面白くて、思わず
笑ってしまいそうになりました。当店にお食事にいらしたら、「マンタローください」と
言っていただければお作りしますので宜しくどうぞ(笑)!!
この右側のピンクの建物はレストランで、この広場に面した窓から見える厨房で、
太ったコックさんが包丁を研いでいるのをシェフがじっと見ていたら、彼はピカピカになった
包丁を掲げて、シェフにニヤッと笑いかけてくれたそうです。もしもここでシュークルートを
やっていたら、夕食はここにしようか、と黒板のメニューを見てみましたが、どうもパスタが
メインのお店らしかったので、シュークルートが食べられるお店を求めてそこを後にしました。
夕食の場所を決めようと歩いている間も、どこも素敵な風景です。
アンティークショップのウィンドー。うさぎの型と、アニョー・パスカルの型。
段々と日も暮れてきました。そうは言ってもこちらはまだ日が長く、これで夜の7時
位です。
先程の大聖堂前の広場にやってきました。迷いましたが、「シュークルートの殿堂」
として何年か前のフィガロ・ジャポンに載っていた「ラ・メゾン・カメルツェル」で食べる
ことにしました。ここは魚のシュークルート発祥の店、との事だったので、折角なので
それを注文しました。
前回の日記で7体購入したこうのとりの一羽も、食事に参加しています。ビールは
クローネンブルグ。美味しい!と喜ぶシェフ。
これが魚のシュークルート!三種類のお魚が、巨大なザワークラウトの山の上に
乗っかっています。味はと言うと・・・う~む、なんだか不思議・・・美味しくないという訳では
ないのですが、何せお魚ですから・・・やはりシュークルートは、豚肉とかソーセージが
いいかなあ、という意見が一致しました。しかし、大聖堂に集う地元の若者たちの
笑いさざめきを聴きながらの食事は、とても楽しいものでした。途中で、アルザスの
民族衣装を着た男女がやってきて、踊りと歌を披露してくれました。
この右側の建物が、「ラ・メゾン・カメルツェル」です。(今、発見しましたが、夕焼けの
写真の次の写真の右側にも写っています。それから、前回の昼間の大聖堂前広場の
様子を写した写真にも写っていました。探してみてくださいね。)とても古い建物で、
上に行くに従って前に張り出しています。そうしてこの建物で私が感動したのは、窓。
一番上の階の窓まで全て、下の写真のように、ワインの瓶の底をつなげたような作りに
なっているのです!!
さて、食事も終わり、夜の大聖堂におやすみなさいを言って、ホテルに帰ります。
こんなあたたかな明かりのレストランが並ぶ通りをトコトコ歩いて・・・。
途中で道に迷い、人気のない道路で黒人の男性に声を掛けられた時はちょっと
ビクッとしましたが、彼は私たちが困っているのを見て助けてくれようとしたのでした。
とても親切に道を教えてもらい、大変助かりました。良く見ると、とても優しい目をした
青年でした。シェフはいつもの如く大声で「サンキュ~サンキュ~!!」と彼と堅く
握手を交わし、私にも握手してもらえと強要し(笑)、無事にホテルにたどり着く事が
出来たのでした。
部屋に入りホッとして、こうのとりをベッドに広げて喜んだところ。
もう窓の下の通りも静かです。
明日はストラスブールから、電車でコルマールという街に行きます。
明日と言っても、更新はいつになることやら・・・
追伸 : 先日お客様にT姉妹に「楽しみにしてますよ」と言っていただいたので、今日は
頑張りました!!T姉妹、それからSさん、靴下やレッグウォーマーなどあったかグッズ
ありがとうございました。
9月24日の夕方からの様子です。
ストラスブールの大聖堂を出て、付近を散策していると、ちょっとした広場に出ました。
周りをぐるっとレストランやカフェが取り囲んでいます。レストランは、まだ夕方の
営業前の時間なので、誰もいませんが、カフェのテラスでは何組かのお客さんが
休憩しています。私たちも、お茶を飲むことにしました。
シェフはオレンジジュース、私は、ミント水。さて、このミント水ですが、当店にもある
モナンシロップをお水で割ったもの。日本では、シロップとお水・・・では、人気が
ないだろうと思い、ソーダ割りにしています(以前スタッフと試飲してみたところ、
「リステリンを飲んでるみたい」と言われた)。このシロップのソーダ割りを、フランスでは
ディアボロといいますが、当店では、ディアボロでは分かりにくいと思い、「フルーツソーダ」
という名前にしています。・・・それにしても、フランスでは、ソフトドリンクの類は、コーヒー、
紅茶(温かいもの)、フルーツジュース、コーラ、あとはこのシロップ位しか選択肢が
ありません。歩き疲れて、喉も渇いている時、無糖のアイスティーとかウーロン茶、などが
無いのは、お茶好きの私にはなかなか辛いものがありました。フルーツジュースはあまり
得意でないので(生のフルーツは大好きですが)、大抵このシロップを頼んでいました。
しかも、どこでも置いてあるのは、ミントとピーチ位で、あとはお店によって変わります。
ミント味の水が人気だとは、日本とはほんとうに好みが違うんだなあ・・・と思いました。
尤も私はミント大好きなので、毎回、必ずあるので安心な、ミントを頼んでいました。
このミント水は、カタカナだったら「マント・ア・ロー」と書きますが、頼む時には、
「マンタロー(万太郎)」と、ハッキリ言えば通じます。初めて言った時は面白くて、思わず
笑ってしまいそうになりました。当店にお食事にいらしたら、「マンタローください」と
言っていただければお作りしますので宜しくどうぞ(笑)!!
この右側のピンクの建物はレストランで、この広場に面した窓から見える厨房で、
太ったコックさんが包丁を研いでいるのをシェフがじっと見ていたら、彼はピカピカになった
包丁を掲げて、シェフにニヤッと笑いかけてくれたそうです。もしもここでシュークルートを
やっていたら、夕食はここにしようか、と黒板のメニューを見てみましたが、どうもパスタが
メインのお店らしかったので、シュークルートが食べられるお店を求めてそこを後にしました。
夕食の場所を決めようと歩いている間も、どこも素敵な風景です。
アンティークショップのウィンドー。うさぎの型と、アニョー・パスカルの型。
段々と日も暮れてきました。そうは言ってもこちらはまだ日が長く、これで夜の7時
位です。
先程の大聖堂前の広場にやってきました。迷いましたが、「シュークルートの殿堂」
として何年か前のフィガロ・ジャポンに載っていた「ラ・メゾン・カメルツェル」で食べる
ことにしました。ここは魚のシュークルート発祥の店、との事だったので、折角なので
それを注文しました。
前回の日記で7体購入したこうのとりの一羽も、食事に参加しています。ビールは
クローネンブルグ。美味しい!と喜ぶシェフ。
これが魚のシュークルート!三種類のお魚が、巨大なザワークラウトの山の上に
乗っかっています。味はと言うと・・・う~む、なんだか不思議・・・美味しくないという訳では
ないのですが、何せお魚ですから・・・やはりシュークルートは、豚肉とかソーセージが
いいかなあ、という意見が一致しました。しかし、大聖堂に集う地元の若者たちの
笑いさざめきを聴きながらの食事は、とても楽しいものでした。途中で、アルザスの
民族衣装を着た男女がやってきて、踊りと歌を披露してくれました。
この右側の建物が、「ラ・メゾン・カメルツェル」です。(今、発見しましたが、夕焼けの
写真の次の写真の右側にも写っています。それから、前回の昼間の大聖堂前広場の
様子を写した写真にも写っていました。探してみてくださいね。)とても古い建物で、
上に行くに従って前に張り出しています。そうしてこの建物で私が感動したのは、窓。
一番上の階の窓まで全て、下の写真のように、ワインの瓶の底をつなげたような作りに
なっているのです!!
さて、食事も終わり、夜の大聖堂におやすみなさいを言って、ホテルに帰ります。
こんなあたたかな明かりのレストランが並ぶ通りをトコトコ歩いて・・・。
途中で道に迷い、人気のない道路で黒人の男性に声を掛けられた時はちょっと
ビクッとしましたが、彼は私たちが困っているのを見て助けてくれようとしたのでした。
とても親切に道を教えてもらい、大変助かりました。良く見ると、とても優しい目をした
青年でした。シェフはいつもの如く大声で「サンキュ~サンキュ~!!」と彼と堅く
握手を交わし、私にも握手してもらえと強要し(笑)、無事にホテルにたどり着く事が
出来たのでした。
部屋に入りホッとして、こうのとりをベッドに広げて喜んだところ。
もう窓の下の通りも静かです。
明日はストラスブールから、電車でコルマールという街に行きます。
明日と言っても、更新はいつになることやら・・・
追伸 : 先日お客様にT姉妹に「楽しみにしてますよ」と言っていただいたので、今日は
頑張りました!!T姉妹、それからSさん、靴下やレッグウォーマーなどあったかグッズ
ありがとうございました。
by alabonnemaman
| 2009-10-28 01:04