2014年 04月 12日
春の便り |
今年もまた、桜の季節になりました。
8年前に母が亡くなった時も、桜が満開で、
こころは悲しいのに桜がやけにきれいで、余計に涙がこぼれたものでした。
3年前の震災の後は、あんなに沢山の命が一度に失われて、
計画停電や余震と、この先の希望はあるのだろうか・・・と不安な時期に、
それでも桜は美しく咲いていましたね。
どんなに悲しくても、時の流れはすごい、全てを流して行ってくれる・・・と、
以前は思っていましたが、
震災で大切な人や物を失った方や、もっと遡ると戦争でそのようなものを
失くしたりまた、自らが人の命を奪わなければならなかった方は、
その時以来、時間は止まっているのかも知れない・・・と最近では
感じています。
だから私は、3・11だからことさらに祈るのではなく、毎日毎日、
亡くなった方、悲しい思いをしている方のことを忘れずにいることを
心掛け、祈り続けたいと思っています。
今ある自分の命に感謝しつつ、生きるからには楽しく、そして
人の為に何か出来るほど立派な人間ではないけれど、
自分の仕事は精一杯、お客様に喜んでいただく為に頑張ること。
偶然出会えた人たちには、誠意をもって接すること。
それがここのところの、目標です。
先日はシェフと義母と、桜を見に行きました。
私は、(謙遜ではなく)とてもとても、いい嫁ではないのですが、
義父亡き後、3人で出掛けても、楽しそうにしてくれる義母です。
きっとほんとうは、お義父さんのところに、もう行ってもいいと
ずっと思っているのでしょう。
もし私が義母の立場でも、絶対にそうだと思うので・・・。
でも、笑っていてくれる義母。
来年も再来年も元気で、一緒に桜が見られるといいな。
さて、その日の夜は、急遽結成された映画同好会のみなさま(笑)と、
「アナと雪の女王」を鑑賞してきました。
前の日にCDを置きに来てくれたタエナルちゃんと、見に行こうよ!と
突然決まったのですが、出発の少し前、のりーからたまたまメールが
来て、今からタエちゃんとアナと雪の女王。行く?と訊いたら行く!と
二つ返事。そしてこぼさんも、あやぼうも、イワカズも・・・と、
芋蔓式に(笑)、人数は増えていったのでした。
一般的には、松さんの歌唱が・・・!とか、愛のものがたり・・・!とか、
そういったところが賞賛されていますが・・・勿論全てが素晴らしかったですが、
実は私が一番ぐっときたのは、冒頭の音楽でした(笑)。
今までにない感じの、北欧やロシアを彷彿とさせる雰囲気の音楽と、
小さな国の景色、衣装などにとても興味をそそられました。
そして台詞やストーリーも、時代を反映しているなあ、と・・・
あの、白雪姫や眠れる森の美女などの、ひたすら待ち続ける女性像から、
危険を顧みずに自ら突き進んでいく、強い女性像に、ディズニー映画も
変化していますね。
見ていて楽しいなあとは思いますが、私はまだまだ、やはりシェフに
頼りっきりです。芋虫一匹さえも恐怖な私・・・もっと強くなりたいものです。
揉めてる時だけは気が強いのですけどね。(笑)
鑑賞の後は、みんなで映画について語る時間・・・というような時間でも
なかったのですが(レイトショーだったので。)、
お茶を飲んでしばし楽しい時間を過ごしました。
若い頃なら、時間なんて気にせずに、寝不足もなんのその、
いつまででも盛り上がれたものですが・・・
今はみんなそれなりの年(あやぼーは別としてね。)。
それなりの仕事も持っているし・・・
お開きにして外に出たら、春の夜の匂いがして、
このまま遊んでいたい・・・どこか遠くまで行きたい・・・という、子供じみた
気持ちになりました。
でも、私たちは確実に大人で、
湿った春の夜風と共に、「もう子供じゃないんだよ」というささやきが
聞こえてくるような気がしました。
またいつか、みんなでレイトショー行こうね・・・100年後くらいに(笑)。
そして今週は、小学校の入学式!
まだまだこれから、何でも出来る可能性を、大いに秘めた子供たちが
晴れ晴れとした姿を見せに来てくれました!!
今年は常連さんのお子さんや、友人の子など、一年生になる子が
とっても多いです。
みんなみんな、お友達沢山作ってね。
そして、毎日楽しく過ごせますように。
わざわざランドセルを背負って入って来てくれたたっくんは、
校庭で拾ったのでしょう、さくらの花をひとつ、そっと私の手のひらに
乗せてくれました。
桜の花は毎年、私たちに生きている喜びを伝えてくれる、春の便りです。
春になり、桜が咲き、あなたがいて私もいる。
ポストにも、すてきなお便りが届く、そんな幸せ。
小学生の常連さんのKちゃんは、オラフの絵を描いてプレゼントしてくれました。
夏に憧れる、雪だるまのオラフ。優しいキャラクターで、わたしも大好き!見る度にほんのりとしています。
何気ない日々の小さな小さな出来事に、ありがとうと伝えたい。
私たちみんなの心に、いつも桜が咲いているといいですね・・・!
8年前に母が亡くなった時も、桜が満開で、
こころは悲しいのに桜がやけにきれいで、余計に涙がこぼれたものでした。
3年前の震災の後は、あんなに沢山の命が一度に失われて、
計画停電や余震と、この先の希望はあるのだろうか・・・と不安な時期に、
それでも桜は美しく咲いていましたね。
どんなに悲しくても、時の流れはすごい、全てを流して行ってくれる・・・と、
以前は思っていましたが、
震災で大切な人や物を失った方や、もっと遡ると戦争でそのようなものを
失くしたりまた、自らが人の命を奪わなければならなかった方は、
その時以来、時間は止まっているのかも知れない・・・と最近では
感じています。
だから私は、3・11だからことさらに祈るのではなく、毎日毎日、
亡くなった方、悲しい思いをしている方のことを忘れずにいることを
心掛け、祈り続けたいと思っています。
今ある自分の命に感謝しつつ、生きるからには楽しく、そして
人の為に何か出来るほど立派な人間ではないけれど、
自分の仕事は精一杯、お客様に喜んでいただく為に頑張ること。
偶然出会えた人たちには、誠意をもって接すること。
それがここのところの、目標です。
先日はシェフと義母と、桜を見に行きました。
私は、(謙遜ではなく)とてもとても、いい嫁ではないのですが、
義父亡き後、3人で出掛けても、楽しそうにしてくれる義母です。
きっとほんとうは、お義父さんのところに、もう行ってもいいと
ずっと思っているのでしょう。
もし私が義母の立場でも、絶対にそうだと思うので・・・。
でも、笑っていてくれる義母。
来年も再来年も元気で、一緒に桜が見られるといいな。
さて、その日の夜は、急遽結成された映画同好会のみなさま(笑)と、
「アナと雪の女王」を鑑賞してきました。
前の日にCDを置きに来てくれたタエナルちゃんと、見に行こうよ!と
突然決まったのですが、出発の少し前、のりーからたまたまメールが
来て、今からタエちゃんとアナと雪の女王。行く?と訊いたら行く!と
二つ返事。そしてこぼさんも、あやぼうも、イワカズも・・・と、
芋蔓式に(笑)、人数は増えていったのでした。
一般的には、松さんの歌唱が・・・!とか、愛のものがたり・・・!とか、
そういったところが賞賛されていますが・・・勿論全てが素晴らしかったですが、
実は私が一番ぐっときたのは、冒頭の音楽でした(笑)。
今までにない感じの、北欧やロシアを彷彿とさせる雰囲気の音楽と、
小さな国の景色、衣装などにとても興味をそそられました。
そして台詞やストーリーも、時代を反映しているなあ、と・・・
あの、白雪姫や眠れる森の美女などの、ひたすら待ち続ける女性像から、
危険を顧みずに自ら突き進んでいく、強い女性像に、ディズニー映画も
変化していますね。
見ていて楽しいなあとは思いますが、私はまだまだ、やはりシェフに
頼りっきりです。芋虫一匹さえも恐怖な私・・・もっと強くなりたいものです。
揉めてる時だけは気が強いのですけどね。(笑)
鑑賞の後は、みんなで映画について語る時間・・・というような時間でも
なかったのですが(レイトショーだったので。)、
お茶を飲んでしばし楽しい時間を過ごしました。
若い頃なら、時間なんて気にせずに、寝不足もなんのその、
いつまででも盛り上がれたものですが・・・
今はみんなそれなりの年(あやぼーは別としてね。)。
それなりの仕事も持っているし・・・
お開きにして外に出たら、春の夜の匂いがして、
このまま遊んでいたい・・・どこか遠くまで行きたい・・・という、子供じみた
気持ちになりました。
でも、私たちは確実に大人で、
湿った春の夜風と共に、「もう子供じゃないんだよ」というささやきが
聞こえてくるような気がしました。
またいつか、みんなでレイトショー行こうね・・・100年後くらいに(笑)。
そして今週は、小学校の入学式!
まだまだこれから、何でも出来る可能性を、大いに秘めた子供たちが
晴れ晴れとした姿を見せに来てくれました!!
今年は常連さんのお子さんや、友人の子など、一年生になる子が
とっても多いです。
みんなみんな、お友達沢山作ってね。
そして、毎日楽しく過ごせますように。
わざわざランドセルを背負って入って来てくれたたっくんは、
校庭で拾ったのでしょう、さくらの花をひとつ、そっと私の手のひらに
乗せてくれました。
桜の花は毎年、私たちに生きている喜びを伝えてくれる、春の便りです。
春になり、桜が咲き、あなたがいて私もいる。
ポストにも、すてきなお便りが届く、そんな幸せ。
小学生の常連さんのKちゃんは、オラフの絵を描いてプレゼントしてくれました。
夏に憧れる、雪だるまのオラフ。優しいキャラクターで、わたしも大好き!見る度にほんのりとしています。
何気ない日々の小さな小さな出来事に、ありがとうと伝えたい。
私たちみんなの心に、いつも桜が咲いているといいですね・・・!
by alabonnemaman
| 2014-04-12 03:25