2009年 10月 16日
フランス旅行記 2日目(9月24日)~前半~ |
さて、いよいよアルザス地方、ストラスブールの様子です。
今回、旅行の行き先をアルザスとパリ、2か所にした理由は、もうずっと前から、
ドイツとフランスに憧れていたのですが、ドイツ、パリで旅行のプランを探すと、
もれなくスイスも付いて来るので、何箇所も移動するのは時間がもったいないし、
アルザスだったらドイツとの国境のところにある場所なので、ドイツの雰囲気も
味わえる+本場のシュークルートも食べられる!という事からでした。
しかしアルザスに行く人はあまりいないようで、「アルザスってどこ?」
と何人もの人に訊かれました。
そう、ドイツのすぐ隣、そこがフランスのアルザス地方!!
ストラスブールはアルザスの中でも最も都会で、EU会議場もあります。
そうは言っても、都会、と呼ぶにはあまりにもお伽の国らしい風景で、
私は駅を出た時から興奮のるつぼでした。
まず駅から歩いて数分のホテルに荷物を預け、軽く散歩に出ました。
歩けばすぐこんな景色が続いています。
ストラスブールは運河に囲まれた街で、駅からほど近い、何本かの支流に
分かれているプティット・フランスという地域があります。その始まりの辺りにある
「ラミ・シュッツ」というレストランの前を通りかかり、ちょうどランチが始まった頃
だったので、お昼はここにしよう!と、入ってみました。
ドキドキしながら、「二人ですが、入れますか?」と訊くと、「どうぞ!」と映画の
「マンマミーア!」に出てきたメガネの女性(ハリーポッターで、ロンのお母さん役を
やっていた女優さんが演じていた)そっくりのマダムが明るくテラスの席に案内して
くださいました。
ランチのお肉とお魚を一つづつ注文して、初めてのフランスのレストランでの食事に
少々緊張しつつも、気持ちの良い中庭で周りの景色を楽しみながら。
お肉と、お魚、そしてデザート。どれも美味しくて、ボリューム満点!でも、よく海外の
料理は量が多くて食べきれない、と聞きますが、そもそも私たちの店も量が多くて
ビックリされますから、私たちにとってはそれほどとも思いませんでした。
私の席からはこんな感じです。緑がきれいで、この画面の右側は、もう川になっています。
そうしてここに小さく写っているのが、先程の女性です。この方は、他にもいる女性の
スタッフと、軽い口論(仕事上の相談なのかもしれませんが)の後、ワインをゴックゴックと
飲んでいました。フランス人のとって、ワインはやはり水代わりなんだなあ・・・と
ちょっと感動の場面でした。私ならきっとその後仕事になりません!!
さて、お腹も一杯になったので、一度ホテルに戻り、チェックインをしました。
向かって右側の建物が、ホテルです。「ベストウエスタン・モノポール・メトロポール」と言う、
かなり長い名前のホテルです。お部屋は小さな花模様の真紅の絨毯と、こげ茶色の
アンティークの家具でまとめられた、大変きれいでかわいらしい雰囲気でした。
窓の外の景色はこんな風です。教会が見え、ここには写っていませんが、遠くには
街のシンボルの大聖堂も見えます。そうして鐘の音が聞こえます。ヨーロッパに
来たなあ・・・と感慨無量のひと時。
ひと休みした後、また散策に出掛けました。
小さな街なので、見どころは全て歩いて見に行けます。
プティット・フランスの風景。
お菓子屋さん?近づいたら・・・こんな可愛いお菓子が!
これはランプのお店。アールヌーヴォーのキノコランプが一杯です!
アルザスは看板が素敵なものばかりです。
段々と街の中心の大聖堂に近づいて、賑やかになってきます。
出ました!大聖堂(画面右側)。一体何なのでしょう、この大きさ・・・。
しばし呆然としてしまいました。
どどーんと、大聖堂はそびえています。
そうして、中に入ってみると、外の賑やかさとは打って変わって、静けさに包まれます。
美しいステンドグラスと、キャンドルの灯り。
再び外に出て、大聖堂前の広場のお土産物屋さんなど見て回ります。
アルザスは、こうのとりが沢山いるのでしょうか。こうのとりグッズがいたるところに
売られています。ぬいぐるみも大中小、私も思わずお土産用に7体も買ってしまいました!
それでは2日目前半この辺で。次回は2日目の夕方~夜の様子をお伝えします。
by alabonnemaman
| 2009-10-16 00:33